アドテクノロジーの進歩はめまぐるしい。
アドテクベンダーがどんどん出てくる一方、次に課題になってくるのが、そのテクノロジーをどう使うか、どのように自社の事業に活かしていくかが求められる。
そのようにめまぐるしく進歩するテクノロジーを知り尽くし、中立的な立場で、事業に合わせた組み合わせを提供できるコンサルの存在が盛り上がっている。
テックコンサルの役割
テックコンサルはクライアント側に立ち、複雑化したテクノロジーを自社の業種業態、マーケティングの活用方法に合わせて、最適な解に導く役割を担う。
・マーケティングおよびテクノロジーソリューションによる戦略策定(マーケットプレイス評価、ロードマッピング、技術評価)
・データ戦略(DMP評価/実施)
・メディア管理モデルの構築
・クライアントが投資すべきアドテクの組み合わせ選定
・クライアントからの依頼があればRFP/RFIによるベンダー評価
・クライアント企業内のKPIをもとに、ベンダーを評価する手法の提供
などなど、クライアントが判断しきれないことを、独自のフレームワークや方法論、経験をもとに助けてくれる。
現状日本ではあまりこのような業態の会社は見当たらないが、今後出てきてもおかしくない。
全体のコミュニケーション戦略を握っている大手総合代理店からこのような役割を持つ部門が出てきてほしい。
・参照
http://adexchanger.com/online-advertising/big-book-of-ad-tech-consultants/
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